タイ古式マッサージ施術の一つ、トクセン。体の筋肉や筋肉の際、筋などを木槌と杭を使って叩くと振動が体の奥まで届いて体がほぐれてきます。なぜこのような話をしたかと言いますと、今私がその施術を習得すべく習っており、それなら料理で使うお肉も叩けば柔らかく美味しくなるのではないかと思い早速試してみました。
冷凍していた鶏の胸身を解凍して、すりこぎを使って肉全体を叩きました。さすがにマッサージの道具を使うわけにはいきませんでした。筋肉の細胞を壊さない程度にまんべんなく叩くと、特に堅く盛り上がっていた箇所も平たくなって柔らかくなりました。
一口サイズに薄く切り、塩コショウをして、表面に片栗粉をまぶしました。
フライパンに油を入れ、みじん切りにしたニンニクと一緒に肉を炒めます。火が通ってきたら、めんつゆと赤酒(みりん)、酒を1:1:1で加え、砂糖を入れて煮立たせます。
汁が無くなってきたらできあがり。
卵はポーチドエッグにして、紅ショウガをのせました。
叩いた鶏肉はふわふわ。つけ込んでいないのにタレがしみていました。肉は叩いて柔らかく美味しくなることを実証。これから、いろんなお肉を叩いて調理してみようと思いました。
これがタイ古式マッサージのトクセン。木槌と杭です。
【材料】2人分
・鶏肉胸身 300グラム
・めんつゆ 30mm
・赤酒(みりん)30mm
・酒 30mm
・砂糖 大さじ1杯
・ニンニク 大1片
・紅ショウガ 少々
・卵 2個
・塩コショウ 適量
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