トムヤムクン 世界3大スープ、タイの味噌汁と言われ、タイの各家庭で味が異なるとも言われます。具材もエビ(クン)、魚(プラー)、鶏(ガイ)、豚肉(ムー)などさまざま。もちろん野菜もさまざま。
今回はエビの代わりにサツマイモ。芋はタイ語でマンなので、トムヤムマンとしておきましょう。
我が家でトムヤムクンを作るとき、基本となるのは、輸入食材店や業務スーパーなどで購入できるトムヤムクンペースト。レモングラスとコブミカンも自宅で栽培しているので、ペーストプラスの味わいもあり楽しんでいます。もちろんペーストだけでも十分トムヤムクンは作れます。
何度も作ってきたトムヤムクンですが、人に振る舞う場合、「美味しいけれど、辛い」とよく言われます。辛さを控えようとトマトを入れたりするのですが、トマトの酸味は感じるけれど辛みが薄まるわけではない。そこでペーストを少なくした場合には今度は味が薄くなる。では、どうしたらうまくいくのか。
スープの味が深まればペーストが少なめでも美味しくできるのではないか。いつもの、タマネギ、ニンジン、シメジに加えてダイコンとカライモを加えました。豚肉とエビミンチも少々入れました。カライモが特にいい仕事をしてくれました。スープは野菜の味が良く出て、特にカライモの甘みが身も少し崩れてスープに溶け出し、少なめのペーストでも美味しくいつもよりたっぷり量をいただきました。
麺を入れてトムヤムクンラーメンを作る場合は、やはりペーストを減らすと美味くない気がします。食べ方によって色々工夫すれば美味しく食べられそうです。
今回の✕熊本食材は、さつまいも、ダイコン、ニンジン、白菜でした。さすがに野菜も熊本は豊富。もっと熊本野菜が使えそうです。