2020年8月13日木曜日

熊本産落花生 炒り方・茹で方

 私にとって「落花生」といえば、2年前までは、スーパーで売っている「バターピーナツ」でした。

昨年、お寺での修行に参加するために千葉に行くようになって、成田山の参道の豆屋さんで千葉産の落花生を買うようになり、半立種がうまい、小粒が割安で味が濃い、スーパーで特売やってたなど、千葉の落花生にこだわっていました。

さて、今年の5月、熊本の大津町に、浪花屋本店という、熊本の伝統菓子「銅銭糖」を作っているお店があって、そこに買い物に行く途中、「落花生」の看板を見つけ、なになに、熊本に落花生の店がある?と車を止めて入ったのが、「与縄商店」。聞くところによると、創業75年目の老舗。落花生は大津で栽培しており、お店の落花生は、無くならない限り大津産のものを使用しているとのこと。

?熊本は落花生を作っている?

では、どれぐらい作っているかネットで調べてみると、H27年の数字で40トンで全国11位。1位は千葉で9590トン、2位は茨木で1510トン、3位は神奈川で285トン。全国生産量12300トンなので、熊本のシェアはわずか0.3%、ではあります。ちなみに九州では鹿児島、宮崎、長崎に次いで4位。

早速、バターピーナツを求め食べてみると、スーパーに売っている海外産のものより味が濃い。2度目は、生の殻をむいた落花生を買って、自分で炒って食べてみると、もっと味が濃くてうまい。千葉の居酒屋で食べた茹で落花生がおいしかったので、一晩水につけて茹でるとこれもうまい。で、なんと、生は100グラム100円なのだ。千葉産は100グラム400~500円するので、信じられない安さ。これぞ灯台下暗し。

さて、ここで、また信じられなことに、西原村の萌の里で、生落花生が売られていることを知りました。よく考えてみると、以前から西原村に「落花生豆腐」を作っている店があったのに、地元の落花生を買うことを思いつきませんでした。

西原村の殻付きの生落花生を8月10日に萌の里で購入。すぐに殻を割って、茹でと煎り落花生を賞味。特に茹で落花生は、採れたてを茹でたのがおいしいと聞いていた通りのうまさだでした。実が柔らかい。ビールのお供にいくらでも進む。時期は、8月一杯らしいので、また求めたいと思っています。

さて、生落花生の調理法は簡単

炒り落花生

【作り方】

フライパンに生落花生を入れ、一度熱くした後に、弱火で5分ほど炒っただけ


大津産の生落花生 大粒の品種

茹で落花生

【作り方】

生落花生の殻を取り、半日水につけておく

鍋に湯を沸かし、生落花生を入れ、塩を少々入れて、弱火で30~40分好みの柔らかさになるまで茹でる

あくが出るので、こまめに取る

西原産の生落花生 小粒の品種





殻をむくと、真珠のような美しい実が出てきました


今回の、大津産と西原産の落花生は、私にとって大きな発見でした。今後の落花生とのおつきあいが楽しみです。





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