2020年3月10日火曜日

コゴミを使った料理の作り方

春の野には、いろいろな山菜が芽を出します。

コゴミは、「山菜の女王」と呼ばれ、和名クサソテツの若芽の名です。

あくが少なく、少し粘りがあり、
おひたしやてんぷら、サラダや炒め物など万能な山菜です。

前年の葉の間から、くるっと巻いたかわいらしい若芽が顔を出します。




【季節】3月末~4月中

あくの取り方


【作り方】

取ったばかりのコゴミは、もじゃっとした毛をまとっています。




触感が悪いので取り除きます。




熱湯にくぐらせて、あくをとります。



コゴミのてんぷら

てんぷらにしました。

小麦粉ではなく片栗粉を使ってみました。

塩が合います。

そばやうどんの具に入れても、おいしいです。




コゴミのカレー炒め

カレー粉をまぶして炒め物にしました。




ビールのおつまみに合います。




ワラビを使った料理の作り方



4月はワラビ狩りの季節。
草原や日当たりのよいクヌギの林にワラビが芽を出します。
特に阿蘇のワラビは、柔らかくて太い。
これ、野焼きのおかげでしょうか、牛たちの糞の栄養のおかげでしょうか。
ワラビをとる際には、くれぐれも牧場の柵を壊したり、立ち入り禁止の場所に入ったりしないようにしましょう。

さて、あくの抜き方、ワラビを使った料理をお伝えします。

【季節】4月初旬~下旬

【材料】
・ワラビ 
・水   2リットル
・重曹  小さじ1杯


あくの抜き方

ワラビには細かい毛が生えていますので、まず水で洗い落します。

ワラビを一握りほどに麻ひもで、ばらけないように結びます。




大きな鍋に水を入れ、沸騰させ、火を止めたら重曹を入れます。

鍋にワラビを沈めていきます。




半日漬け込んだ後、ワラビを取り出し、
水につけてあくや汚れを落とし、半日ほど数回繰り返すと食べられるほどになります。



タケノコとワラビの煮びたし


材料、作り方は
タケノコを使った料理の作り方のレシピを参照ください。